国際レベルで活躍できる⼈材に
⽇本独⾃ホスピタリティを伝授

43年を超える⻑い間、ライフスタイルに合わせた働き⽅のできる社会の実現を⽬指し、「⼈材育成」に特化してきたパソナ。その経験を活かしてお客様に安⼼して使っていただける⼈材を育成し、家事代⾏のサービスを提供しようと⽣まれたのが「クラシニティ」です。清掃や買い物といった⽇常的な家事に加え、ホームパーティのお⼿伝いといった特別な⽤事まで、トータルで暮らしをサポートします。

クラシニティのハウスキーパーたちは国際レベルで通⽤する、フィリピンから来た30代の⼥性がメイン。元々フィリピンの⽅々は親しみやすい国⺠性が特⻑で、何よりホスピタリティの精神が⾼いため、旅客船や世界中の名だたるホテル、レストランなどでグローバルに活躍しています。クラシニティではフィリピン国内での厳しい選考を実施したのち、さらなる⾼度研修カリキュラムを実施。来⽇後は実務を経験しながら⽇本独⾃のマナーを⾝につけるともに、⼀歩先のサービス向上に磨きをかけています。

クラシニティでは、こうしたハウスキーパーの技術レベルを可視化できるよう、独⾃の『ハウスキーパーマイスタープログラム』という認定制度を開発しました。国内外における就業経験年数や家事代⾏サービス スキル、語学⼒、ホスピタリティなどの評価基準により、認定グレードを5段階に区分、評価を明確にすることで、ハウスキーパーたちが確実にステップアップし、スタッフ全員がより質の⾼いのサービスをお客様へ提供できるように考えられています。今回は、彼⼥たちが学ぶ⽇本での研修の様⼦を紹介します。

ホームパーティで求められる特別な⽇の丁寧な振る舞いとは

テーブルセッティング講習は『ハウスキーパー マイスター プログラム』の研修の⼀つで、この⽇は⽇本テーブルマナー協会の講師を招待し、ホームパーティでのシーンを想定。12⼈のスタッフたちが⾷器の扱い⽅からテーブルセッティングまで、⼀連の流れを学びました。スピーディさを求められる普段のスタイルとは違い、特別な⽇だからこそ、ときにはゆっくり、丁寧に振る舞うことが必要な場⾯です。

「みなさんのお仕事はお客様に笑顔になっていただくことです。そのためには、いつも笑顔でいることと、キレイな姿勢が⼤切です。胸を張ってください。おへその下に⼒を⼊れ、かかとを合わせ、つま先は少し開きます。頭は天井から引っ張られるイメージで、背筋をまっすぐに。この姿勢で3時間、研修を⾏いましょう」こうした講師の⾔葉に、研修⽣は熱⼼に⽿を傾け、⾏動に移していきます。

最初の講義は⾷器の種類について。パソナがハウスキーパーたちの研修する上で気をつけているのは、理論で終わらないこと。練習・復習を積んでもらい、はじめてのお客様の家でもグラスの種類が直感的にわかるよう、⾝体で覚えるような指導を⼼がけています。フィリピンの⼀般的な家庭では、フルコースでの⾷事やお酒を嗜む機会があまりありませんが、銀⾷器とステンレスカトラリー、シャンパングラスとワイングラスの扱い⽅の違い、それぞれの洗い⽅や拭き⽅、保管の仕⽅までを再確認していきます。洗うときの⽔道⽔の温度など、ハウスキーパーからも質問がとびます。

続いては、訪れるゲストに対する丁寧なサービスについて。上座と下座の確認、テーブルクロス、ランナー(テーブルの中央に置く帯状のファブリック)の種類など、基本から⼊ります。「テーブルコーディネートは⾃由度が⾼く、クロスだけの場合もありますし、クロスはなしでランチョンマットを使う場合もあります。さまざまな⾊づかいで⽬を楽しませ変化をつけることも⼤切で、これからの季節だとクリスマスの緑や⾚などを使うとよいかもしれません。お客様によく確認しながら、組み合わせを考えてみてください」と、お客様とのコミュニケーションを取ることや、信頼を築く重要性も説いていきます。

どんな状況でも対応できる⾼度なハウスキーパーの技術

カトラリーの正しい並べ⽅をグループごとに完成させたあとは、ドリンク類のサービスの練習。お⽔はもちろん、スパークリングワインや⽩ワイン、⾚ワインの提供温度の違いや、ボトルの⽔滴を拭いてからお客様へラベルを⾒せる所作や注ぐ量、美しく⾒えるコツなどを細かく講習。そのほか料理の出し⽅や下げ⽅も⼀定の決まりがあり、ゲストに「お済みでしょうか」と確認するタイミングなど、シチュエーションを想定しながら、すべての動作を確認していきます。

最後は、スタッフ1⼈ずつ、⾷器の洗い⽅やドリンクサービスの実践練習と、テーブルセッティングのテストが開催され3時間の講習が終了しました。受講したスタッフたちはこの講習を終え、「もっとサービスを掘り下げたい」「もっと練習してお客様に⼀流のサービスを提供したい」と、やりがいを感じたようです。「ハウスキーパーマイスタープログラム」では、掃除や⽚付けといった、すでに⾼い評価を得ている部分は伸ばしながら、来客やパーティなどを想定し、⼀流の対応ができる知識と経験を⾝につけらけるようプログラムされています。フィリピンの⽅々が持つ質の⾼いホスピタリティを、さらにお客様に実感いただけるワンランク上のサービスをクラシニティは⽬指していきます。