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共働きで仕事と家事の両立がしんどいなら家事分担の見直しで妻の家事ストレスを減らそう

共働きで仕事と家事の両立がしんどいなら家事分担の見直しで妻の家事ストレスを減らそう

家事は細かな作業の塊。塵も積もれば山となるので、家事をおろそかにすると生活の質が下がってしまいます。だからこそ夫婦間でうまく分担したいところです。しかし、共働きなのに妻ばかり(または夫ばかり)に家事や子育てが偏ってワンオペの限界を感じたり、価値観の差でイライラしてしまったりと家事が大きなストレスになっている人も多いことでしょう。
そこで今回は、家事がストレスになっている共働きの時間がない夫婦に向けて、家事分担の見直し方法をご提案します。

目次

データで見る家事事情

年間の家事は2,883時間!?

令和3年(2021年)の調査結果によると、6歳未満の子どもを持つ共働き夫婦、育児や介護などを含めた家事関連の1日あたりの夫婦時間は7.9時間です。(※1)単純計算すると夫婦合計の年間家事は2,883時間(120日以上)にもなります。これは驚くべき長さです。2,883時間を家事以外に当てられるとしたら、海外旅行に行ったり、自分の勉強や習い事をしたり、夢が広がりますね…。

また、6歳未満の子どもを持つ共働き夫婦の家事関連時間は増加傾向にあります。2021年の家事時間は2016年より1.3倍も増えています。

共働き夫婦の家事関連時間の推移

出典: 「我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~」総務省 の情報をもとに作成

増えた家事時間は、夫も妻も育児で、子どもにごはんを食べさせる時間や公園で遊んでいるのを見守る時間が増えているようです。

※1 「我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~」総務省

夫婦の家事負担差は2.8倍

下の調査結果を見ると、夫より妻の方が2.8倍多く家事をしており、大きな格差が出ています。これは専業主婦の場合ではなく、なんと共働き夫婦の場合の数字です。

1日あたりの家事時間と仕事時間

出典: 「男女共同参画白書」令和2年7月内閣府男女共同参画局

お互い仕事をしていて平等であるべきなのに、夫に「何か手伝おうか?」「ご飯まだ?」と言われてイライラしてしまったこともあるのではないでしょうか。主体性がない、妻任せの夫には頭を抱えてしまいますね。

また、家事・家庭のマネジメントも妻が多くを担っています。食材や日用品の在庫の管理、食事の献立に関しては80%以上を妻が担当しているようです。

家事・家庭のマネジメント分担

出典: 「家事等の仕事のバランスに関する調査報告書」令和元年度内閣府委託調査・株式会社リベルタス・コンサルティング

ストレスだと感じる家事1位は「部屋の片付け・整理」

リンナイ調べによれば、ストレスを感じる家事の第1位は「部屋の片付け・整理」、2位には「掃除」がランクイン。仕事や外出先から帰ってきたときに家の中が散らかっていると、疲れているのに今からこれをやるのか…と暗い気持ちになりますよね。まさに部屋の乱れは心の乱れに繋がります。

ストレスを感じる家事ランキング

出典: 「【熱と暮らし通信】「ストレス」に関する意識調査」リンナイ株式会社

家事がストレスに感じる原因

どうして家事がストレスに感じるのでしょうか。そもそも家事が苦手、1日にこなす家事の量が多すぎる、仕事で帰宅が夜遅い、など理由はどんどん出てくることでしょう。その中でも共働き夫婦ならではの、夫婦に焦点をあてたストレス原因を考えていきます。

共働きなのに妻の方が忙しい!?夫がずるいと感じることも…

共働きのため、忙しいのはお互い同じです。それなのに残業や接待を理由に家事を放棄され、自分ばかりが家事をやる羽目に。自分の仕事が忙しい時期であっても、少しでも効率良く家事をこなすために、献立や片付けの順番など、あれやこれやと頭の中で常に考えています。早く帰宅出来るように仕事の調整もしているし、自分の時間も削っています。
なぜ自分ばかり頑張らないといけないのか…。「これって不平等じゃない?」「そんなことする時間あるならもっとやってよ!」「せめて散らかさないで!」と、叫ばずにはいられません。

夫婦の掃除の価値観の差

夫婦といえど家族構成も育ってきた環境も違うため、価値観の差があることは当たり前です。価値観が完全に一致することはないと分かっていても、当然のこととして受け入れるほど心は大きくありません。
ゴミの捨て方、食器の洗い方やしまい方、キッチン周りの掃除方法、許容できる部屋の散らかり度合いなど、相手と合わない点、直して欲しい点はたくさんあるでしょう。自分にとって当たり前や普通に思っていることが叶っていないと、それはストレスになります。
自分の価値観を押し付けてばかりだと喧嘩になってしまうし、お互い出来るだけストレスなく生活したいだけなのに、すり合わせが難しいですよね。

つい完璧主義を発揮し、頑張り過ぎてしまう

いつまでも輝いていたいし、そのとき出来ることは精一杯やりたい。良い妻、良い夫、良いママ、良いパパでありたいと思うことはとても良いことだと思います。ですが、つい頑張り過ぎて疲れてしまうこともありますよね。
「これをやったら喜んでくれるだろう」「こっちの方が見栄えが良さそう」などとポジティブな気持ちで始めたことでも、ここまではやらなきゃと手を抜けなくなったり、満足のいくレベルまで到達できなかった自分に落ち込んでしまったり、自分で自分の首を絞めてしまうことでも多いのではないでしょうか。自分でハードルを上げていることは自覚しているので、完璧主義な部分を上手に緩和できたら良いのにな…とため息が出ます。

共働きで時間がない時は、段階別に家事分担を見直す

家事の負担やストレスを減らすために、家事の分担を見直す方法を考えて行きましょう。比較的取り入れやすい方法から順に紹介します。

STEP1:物で解決!時短家電を買う

家事を人ではなく物に分散させる方法です。放っておくだけで家事が時短になるので、忙しい共働き夫婦にはぴったりです。家事を楽にしてくれる時短家電には、食器洗い乾燥機、ロボット掃除機、スマートスピーカー、食材管理をしてくれる冷蔵庫など、たくさん種類があります。手入れが楽で、収納しやすい物がおすすめです。まだ時短家電を導入されていない方は、ぜひ情報収集をしてみてください。時短家電があっても家事ストレスで悩んでしまう場合は、STEP2へ。

STEP2:夫婦で解決!家事をリストアップして家事分担を可視化し、話し合う

夫婦で家事分担の話し合いの場を設けてはいかがでしょうか。今までに試みたことはあると思いますが、パートナーが「蛇口を磨く」「使った折り畳み傘を干してしまう」などの名もなき家事のことを分かっていない場合もあります。そこでポイントになるのは家事の可視化です。
家事をすべてリスト化し、「妻が担当」「夫が担当」「2人で担当」で色をつけ、配分を可視化します。家事リストは「キッチン台の拭き掃除」「排水溝の掃除」といった細かい粒度で書き出しましょう。そうすることで、負担割合が視覚で分かるようになると同時に、名もなき家事の存在が表に出ます。可視化したものを見ながらお互い納得のできる割り振りを話し合います。その際、妻vs夫の構図だと喧嘩に発展しやすいため、できるだけ家事vs夫婦という考えで話し合えると良いでしょう。
しかし、そもそも建設的な話し合いが出来ない場合や、話し合いではどうにもならなかった方はSTEP3へ。

STEP3:自己解決!頑張り過ぎるのをやめる

自己解決!頑張り過ぎるのをやめる

夫婦間での解決が難しい場合は、次に自分自身を見直してみましょう。特に負担になっている家事にフォーカスをあて、どうしたら楽になれるかを考えてみます。健康や子どものことを考えて料理や献立を考えるのに時間がかかっているのなら、食材キットやお料理の定期宅配サービスを利用するのも手です。幼児向けや子ども向けのものもあります。また、洗濯物をきれいに畳むのをやめて全てハンガー掛けに変えるなども例として挙げられます。頑張らなくても良いところに線引きして、楽になる方法を探ってみてください。
妥協できるところはもう妥協していて、これ以上生活の質を落としたくない方はSTEP4へ。

STEP4:アウトソースで解決!家事代行サービスを利用する

この段階まで来たら、家事代行サービスを検討してみましょう。家事の分担先は家庭内でなくても良いです。
実は、家事代行サービスを利用している人の約半分は世帯年収1,000万円未満です。年収に関わらず、家事代行は多く利用されていることが分かります。

アウトソースで解決!家事代行サービスを利用する

出典: 「経済産業省 令和4年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業」株式会社帝国データバンク を元に作成

対象となる家事範囲は業者によりますが、「掃除機掛け」「キッチン掃除」「洗濯」「ゴミ出し」など幅広く対応しています。家事代行サービスのメリットには次のようなものがあります。

  • 家事タスクとストレスから解放される
  • 自分でやるよりも仕上がりがきれい
  • 家のことを気にせず、仕事に集中できる
  • 家族との時間を作ることができる
  • 肉体的な負担が減る
  • プライベート充実させられる

まさに良いことづくしです。
毎日帰宅した瞬間から、散らかった部屋の片付けや食事の準備に追われていませんか?家事代行を利用すると、仕事から帰宅しドアを開けたときに、掃除が行き届いてすっきり片付いた部屋が待っています。そのときの安堵感には計り知れないものがあります。
家事代行サービスは単なる家事の軽減だけでなく、メンタル面でもあなたをサポートしてくれるでしょう。家族みんなにとってメリットがあり、何より平和な道ではないでしょうか。

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家事分担を見直し、ゆとりある生活へ

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この記事では、家事の負担やストレスを減らすための方法についてご紹介しました。時短家電の導入、夫婦間での話し合いでも解決できない場合には、思い切って家事代行サービスを利用するのが良いかもしれません。
家事代行を利用することで家事負担が軽減し、「パートナーや子どもとの関係が良好になった」「仕事や自分の時間を確保できるようになった」という声が多くあります。

家事代行が初めての場合、鍵の管理やプライバシーが守られるのか、など不安事項が多いと思います。下記の記事で業者の見極め方を紹介していますので参考になれば幸いです。

パソナが運営する家事代行サービス「クラシニティ」では、400~600時間以上の研修を受けたハウスキーパーがご自宅に伺い、お掃除・洗濯・食器洗いなどの日常的な家事を承ります。クラシニティではホスピタリティを大事にしており、仕事から疲れて帰宅したときに、スタッフからの心地良いホスピタリティを感じていただけると思います。

家事分担を見直し、ゆとりある生活へ

また、安心してご利用いただけるように、プランナーがしっかりとヒアリングした上でプランをご提案しますのでご安心ください。まずはお試しサービスを利用して、クラシニティの品質の高さを実感してみてください。


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